火災保険をWebで加入する方法
1. 火災保険もWebで比較して加入する時代へ
あなたは火災保険の加入方法をご存知だろうか。インターネットが普及した今、火災保険もインターネット上で見積の取得や保険会社によっては加入まで出来る様になってきた。
そこで、インターネットでの火災保険選びのメリットの多さ、そしてデメリットについて検証してみた。是非参考にしてインターネットでの火災保険選びに役立てて欲しい。
1.1 火災保険の選び方
火災保険に加入するには、主に以下の3つの方法がある。
- 直接保険会社と面談で検討する
- 公式Webサイトを参考にする
- ランキングサイトを参考にする
- 一括見積サイトで検討する
いずれも最終的に火災保険に加入が出来るが、途中の過程が全く異なり、かかる手間や加入出来る保険の適合度などが大幅に異なってくる。詳しく説明しよう。
2.直接保険会社と面談で検討する方法
どの火災保険会社でも共通して行なっているのが直接面談を介した保険加入である。代理店などに赴く他、自宅や特定の場所で打ち合わせをして保険内容を相談する方法だ。
メリット
直接面談で火災保険を選ぶ場合のメリットは以下の通りだ。
- 不明点をすぐ質問することが出来る
- 自分の家の仕様がよく判らなくても建築時の資料があれば適当にプランを組んでくれる
対面販売なので、生身の人間が相手をしてくれる。その為、わかりにくい保険内容を分かりやすく説明してもらうなどの細やかなサポートが期待できる。
また、全く保険や家の細かな仕様を理解していなくても、契約に必要な仕様は建築仕様書に書かれているので、それさえ見せれば適当なプランを組んでくれるので、お金に余裕があり、手間を全くかけたく無いなら最適だ。
デメリット
一方、直接面談で火災保険に加入する場合のデメリットは以下の通りだ。
- 不要な保険の勧誘をされる
- 見積に時間がかかる
- 対面販売となる為、クーリングオフは効かない
- 必ず安い保険が選べるとは限らない
- 保険会社の比較が大変
まず、多いのは不要な保険の勧誘をされる事だろう。保険会社の営業担当は常にノルマとの戦いである。火災保険の相談であっても、最後に生命保険などの勧誘を差し込んでくる。
要らないとスッパリ切り捨てられれば良いが、中々言い出せない人には時間を取られてしまうだろう。また、面談が終わった後から担当者が自社に戻ってから見積の作成、修正が始まるので、Web利用に比べ見積が出てくるのが圧倒的に遅くなる。
担当者によってはあなたの面談が終わってから他所の面談が入っていることもあるので、直ぐに見積が欲しい人には向かないだろう。
そして、最大の難点が、『必ず安い保険が選べるとは限らない』点だ。面談による火災保険選びはとにかく時間がかかる。頑張って5社程面談したとしても、その中に本当の最安値が含まれているかは運次第なのだ。
3.保険会社の公式Webサイトを参考にする方法
最近になってWebで火災保険の加入が行える様になってきた。
加入と言っても厳密には見積の作成までで実際の契約やり取りには送付された契約書を記入し送り返す必要はあるが、非対面で契約できる火災保険が登場した事は保険業界としても大きなインパクトを与えた。
現在、Webでの契約を行えるのは以下の2社だ。
- セゾン自動車火災保険
- セコム損保
取り扱いはまだまだ少ないが、この2社を中心にメリット、デメリットを見ていこう。
メリット
火災保険会社の公式Webサイトを参考にする場合のメリットは以下の通りだ。
- 時間を選ばない
- 加入までのスピードが早い
- 保障内容の組み替えが試せる
家を建てる人は始めて自分の家を建てる働き盛りの世代が多い。当然の様に毎日遅くまで働く事も珍しくない。火災保険選びの為にわざわざ貴重な休みを使って何度も保険会社と面談をする事がとても大変になってくるのだ。
その点、Webサイトなら仕事が終わって帰り着いた深夜の自宅リビングからでも火災保険に契約出来てしまうのだ。しかも、Web経由の場合手続きが早い場合が多い。
実際の保険会社の営業担当は一人で何人ものお客を抱えるので、どうしても一人一人への対応が遅くなりがちだ。しかし、Web経由なら申し込んだその時点から流れ作業で何人もの担当が処理して行くので見積が手に届くのが早い。スピーディに契約まで進むことが出来るのだ。
そして、最もメリットが高いのが保障内容を好きな構成に組み替えて試すことが出来る事だ。多数あるオプションも値段と相談しながら付けるかどうかを考えることが出来るので納得の保障内容で契約する事が出来るのだ。
デメリット
火災保険会社の公式Webサイトを参考にする場合のデメリットは以下の通りだ。
- 保険会社の選択肢が狭い
- 取扱保険会社が少ないので比較範囲が狭い
- 保険会社のオンライン見積は比較し辛い
何と言っても取扱会社がまだ2社しか無いので、どちらかを選ぶしか無い状況だ。選択肢は非常に狭い。
また、相場を掴み適正な価格で契約する為には、異なる会社に同じ条件で見積をしてもらう『相見積り』を取るのが有効だが、これも2社しかない為、相互の比較しか出来ない。保険会社が多数ある中で2社だけの比較では確実な比較が出来ているとは言いづらい。
そして、根本的な事だが、Webサイトの構成上、保障のオプションなどを変えて保険金額などを比較するには何度も画面を切り替えて入力し直さなければならず、その都度価格が変わっていく。
しかし、前の金額は画面に残らないので自分で別途金額をメモして比較表を作らなくてはならない。複数の会社で比べる場合も同様だ。プリントアウトしても良いが、インク代もかかるし面倒だ。
4.ランキングサイトを参考にする方法
ランキングサイトを参考にする場合のメリットは以下の通りだ。
メリット
- おすすめの保険会社が見られる
- サンプル見積が見られる
火災保険という馴染みの少ない商品を選ぶ際に、良い保険がランキングしてあれば、自分で検討せずともランキング上位の物を見比べるだけで候補を選ぶことができる。また、特定のケースで契約した場合のサンプル見積が見られるサイトも多く、実際の契約イメージが湧きやすくなるだろう。
デメリット
- ランキングサイトの情報は信頼度に不安がある
- 自分の環境を前提とした見積が見られるわけではない
単純にランクが高い保険を選べば良いと思いがちなランキングサイトだが、実はそう単純では無い。火災保険というのは個人の家が置かれている環境と家自体の仕様で値段が大きく変わる。
つまり、ランキングサイトの値段は単なる一例でしかなくあなたの契約できる実際の金額とは大きくかけ離れている可能性があるのだ。
もちろん環境により各社値段設定が違うのでランキング自体も変動する可能性が十分にある。また、保険業界は商品が次々に生まれ変わるのも特徴だ。どこかの保険会社で新商品が出ればランキングが変わることもあり得る。
しかしランキングの更新は大半が手動更新の為、ランキングが常に最新に保たれている訳では無いのだ。ランキングで上位にいるからと言って契約してしまうと、実はあなたにはすごく損な保険になってしまうこもしれない。
ではどうすれば良いのか。次の項目で解決策をお教えしよう。
5.一括見積サイトで検討する方法
初めに言い切って置くと、私の経験上、火災保険選びの中でこの方法が最適だ。他のどの方法より確実に短期間で安い保険にたどり着くことが出来る。
その理由は素晴らしいメリットの多さとデメリットの少なさだ。
一括見積サイトの例として私が実際に火災保険を選んだ経験から価格.com火災保険
がお勧め出来る。

では、価格.com火災保険
を例にとって一括見積サイトでの火災保険選びがどの様に優れているのか具体的に説明しよう。

メリット
一括見積サイトを参考にする場合のメリットは以下の通りだ。
- 一度で多数の保険会社の見積が手に入る
- 作業時間が短い
- 入力の手間が少ない
- 契約先を絞るまで保険会社との対面が無いので時間の浪費が少ない。
- 同じ条件でしっかり比較できる
- 一発で保険料が安い会社を見つけられる
- 複数の保険会社に一度に全く同じ条件で見積依頼を出す事が出来る。
本来一社ずつ異なる用紙に家の仕様などを書かなければ見積が取得出来なかったが、価格.com火災保険
なら分かりやすく作られた入力フォームに一度書くだけで複数の保険会社に同じ内容で見積依頼する事が出来てしまう。これだけでも大きな作業時間と手間の削減だ。

また、火災保険を対面で選ぼうとすると、どうしても移動時間や待ち時間、本来欲しい火災保険以外の営業をされたりと無駄な時間が発生してしまう。
しかし、価格.com火災保険
なら契約先を絞りあなたが契約を希望するまでは対面での打ち合わせは発生しない。契約時だけは対面が必須の保険会社が多いが、契約するかもわからない保険会社と何度も対面打ち合わせすることで時間を浪費してしまうより余程効率的だ。

手に入る見積も余計なものが入っていない分かりやすい見積が手に入る。対面では、頼んでもいないのに保険会社が勝手にオススメのオプションを入れた見積を持ってくることがある。
いちいち外す様に依頼しなければならないし、外した見積を作るのにも時間がかかる。
そして、一括見積サイトの最も素晴らしい所が、見積条件が揃った見積が多くの保険会社分揃うことで一発で最も安い保険会社を見つけることが出来るのだ。
後は、一番安かった保険会社に連絡を取り契約を結ぶだけだ。とても簡単、かつ確実に一番適切な火災保険会社を見つけて契約出来るのである。
デメリット
一括見積サイトを参考にする場合のデメリットは以下の通りだ。
- 多数の保険会社に見積依頼が出る
一括見積サイトの使用をためらう人のほとんどは、多くの保険会社に見積を依頼することにより契約する保険会社以外からも多数電話がかかってくるのではないか、という不安がある。
しかし、これは杞憂に過ぎない。何故なら火災保険は原則一つしか加入する意味がないからだ。火災保険は二つ以上加入することが不可能ではない。
しかし、二つ以上の保険会社と契約していても、保険対象の評価額合計は家の評価額を超えることは出来ない。2000万の家に二社で1000万ずつ保険を掛けたとすると、全損時には各社で1000万ずつ保障してもらうことになるのだ。
つまり1社で2000万の保障をかけるのと変わりが無いのである。火災では保険請求で儲けるいわゆる『保険太り』は出来ない様になっているのだ。
火災保険会社が潰れるリスクは分散できるが、それ以上に請求などがややこしくなる為、一般的には行われていない。つまり、火災保険は一社契約してしまえば、もう追加で契約する余地はないのだ。
もし、一括見積サイトを使用して火災保険会社から電話が来る様になったら、『もう他社で契約してしまった』と言えば良い。二社目の契約が無いことは火災保険会社も重々承知しているので、あなたは『契約の見込みなし』として記録され、それ以降電話がかかって来ることは無いだろう。
火災保険をWebで加入する方法 まとめ
インターネットが普及し、様々な情報をパソコンやスマホ一つで集めやすくなった昨今だが、火災保険に関してはそれが逆効果になってしまっている。
情報を集めるのに躍起になり過ぎて、『自分の条件で見積を取る』というプロセスを忘れがちなのだ。この記事で説明したランキングサイトなどはその典型だ。
他人の条件で作られたランキングではあなたに最適な火災保険は決して分からない。インターネットを活用して上手く保険選びをやっているつもりでも、とんだ情弱(情報弱者)になってしまっているのだ。
真の情強(情報強者)はインターネット上でウロウロせず、価格.com火災保険
の様な一括見積サイトを活用し、自分の家の条件で素早く簡単に複数の見積を手に入れ、短期間で最適な保険を契約して保険選びを終わらせてしまうのだ。

私自身が実際に価格を使用して最安値の火災保険の手に入れた際の体験談についても記載しているので是非参考にして欲しい。
家を手に入れるには考えなければならない事が多い。火災保険もその中の一つだが、他とは決定的に違うのは、多数の保険会社の中であなたに最適となる火災保険は初めから決まっているという事だ。
火災保険は決められたあなたの家の仕様をベースに決められた保障を選択するだけだ。間取りや家具の様に時間をかけても良いアイデアや新しい商品に行き着くと言う事は無い。
火災保険でやるべき事は、あなたの家の条件で多くの保険会社から見積を取りそれを比べる事だ。価格.com火災保険
を使えばそれは容易に達成できる。

是非、あなたも価格.com火災保険
で素早く楽に最適な火災保険を見つけ出し、節約出来た時間で、あなたの家を検討する時間として有意義に活用して欲しい。
